日本弁護士連合会定期総会

2014-08-30 14.28.50

日本弁護士連合会第67回定期総会が、平成28年5月27日午後1時より旭川市にて開催されましたので出席してきました。

 

決議の結果

次の各議案が賛成多数で可決されています。

  1. 平成27年度決算承認
  2. 平成28年度予算
  3. 平成29年度4・5月暫定予算
  4. 綱紀委員会委員及び綱紀審査会委員選任を理事会に一任する件
  5. 第68回定期総会を開催地を東京都に決定する件

その他、2つの宣言が賛成多数で可決されました。

  • 「東日本大震災・福島第一原子力発電所事故の被災者・被害者の基本的人権の回復への支援を継続し、脱原発を目指す宣言」
  • 「安保法制に反対し、立憲主義・民主主義を回復するための宣言」

 

安保法制に反対の宣言案には、主に札幌の会員から賛成・反対の各意見も出ていましたが、実に円滑な議事進行により総会はあっさり終了しました。

 

感謝・表彰式

定期総会に併せて、前執行部の先生方や、長期在職(60年、50年、百歳)の方への感謝・表彰式があるということで、見る機会もそうそうないと思い、総会終了後も会場に残って見届けてきました。

前執行部の先生方については、まあどうもお疲れ様でしたというところなんですが、在職60年の表彰の謝辞を述べられた先生は、「弁護士会も色々配慮して下さる。会費の免除も10年してくれて、その上、60年目の倫理研修も案内してくれる。」等々おっしゃりつつ、現在の弁護士会館が建築された経緯についても回想され、実に含蓄のあるスピーチをしておられました。壇上からゆっくりと降壇される先生方の姿を拝見しながら、さっさと帰らないで良かったと思いました。

 

感想

本年5月1日現在の弁護士総数は37698名ですが、当日発表のあった出席者数は、本人出席405人、委任状出席7768人(聞き逃したので多少ずれがあるかもしれません)ということでしたので、議決権を行使したのは4分の1以下の会員に過ぎません。執行部の方針に異論のない会員が大多数であるということなのかもしれませんが、地方開催の回とはいえ気になったところです。

また、日弁連の予算については、会員からの会費収入を主として成り立っていますが、昨年度の会費収入は55億2232万円ほどでした。一方、この5年間は毎年度繰越金が積み上がっており、平成28年度に繰り越された金額は40億4295万円になります。

もしかしたら、これからリーマンショックに匹敵する事態が起きるかもしれませんので、健全な財政を維持することは大変結構ですが、繰越金が毎年度増えていっているとなると、より効果的な使用方法を考えろとか、あるいは会費を減額しろという圧力が益々強くなってきてもおかしくはないと思ったところです。

そして、これだけの規模のイベントの運営に当たった旭川弁護士会の会員の皆さんはとても大変だったと思いますので、謹んで御礼申し上げる次第です。