城跡と裁判所(5)神戸地方裁判所

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2014年の近弁連人権大会の分科会のテーマのうちの一つは、「建築物の保存とまちづくりを考える?どのような建物を、どのように保存するか? ―近代建築を中心に―」というものでした。神戸地方裁判所本庁も、明治時代に建築された建物を保存しながら増築したものですが、この建物、どうにも違和感があります。

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正面に回って改めて拝見しましたが、やはり、違和感を拭えません。もっとも、見慣れてしまえばどうということはないのでしょうが、近代建築をどのように保存していくかというのは非常に難しい問題です。

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さて、ご承知のとおり神戸市は港町として発展してきた経緯があります。城下町として発展した街ではありませんので、神戸地裁の近くにははっきりとした城跡はなさそうです(大倉山公園にかつて楠木正成が築城したということがあるようですが。)。裁判所の隣は湊川神社となっており、湊川の戦いで最期を遂げた楠木正成を祀っています。