ブックレビュー:『破天荒弁護士クボリ伝』

 

久保利先生の本、特に買おうと思って本屋に行ったわけではないが、噂に違わず表紙が派手過ぎて思わず購入してしまった。

今の時代、弁護士として生き残るにはこのくらい押し出しが強くなければダメだ、ということを後進たちに対して体を張って示しておられる。

お話は相変わらずとても面白い。要するに数々の武勇伝が語られている。巻き込まれる危険をきっちり回避しながらも、かつての武富士や商工ファンドとかからも仕事を受けているのが印象的であった。

日弁連の会長選挙に立候補した関係で、久保利先生は釧路にも来てお話をされたことが記憶にある。会長選挙のことも触れているが、破天荒過ぎて多数に支持されるというのではなかったのだろう。また、司法制度改革の点についてはアレなので、特に申し上げることはない。

フツーの弁護士がこのような生き方をマネすれば、塀の中に落ちるか、命を落とすことになるだろう。久保利先生は頭も良いし、一生懸命努力もされているからこそ、このような生き方ができるのだと思う。法曹の生き方というものは真に多様である。