司法制度

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民事訴訟は本当に充実するのか?

【論究ジュリスト24号・第1特集】現行民事訴訟法が施行されて20年。民事訴訟実務には様々な工夫が凝らされたものの,改正当時の熱気は感じられなくなりつつあります。第1特集では,改めて改正の意義を振り返り,現在の課題について,次世代の実務家・...
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ブックレビュー:『変貌する法科大学院と弁護士過剰社会』

書評・パブリシティ情報11月19日 日本経済新聞 変貌する法科大学院と弁護士過剰社会 森山文昭(著) 花伝社 pic.twitter.com/vvaviKISpP ? 版元ドットコム (@hanmotocom) 2017年11月19日 ...
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ブックレビュー:『依頼者見舞金ー国際的未来志向的視野で考える』

はじめに 今年3月の総本山での臨時総会で、依頼者見舞金制度の導入が決議された。 個人的にはこの制度の導入に反対していたので、まずは以前の記事を紹介しておきたい(「依頼者見舞金の展望:アメリカの状況を踏まえて」)。 ...
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平成29年司法試験の結果について

今年の司法試験の結果の発表が、平成29年9月12日にあった。 そこで、昨年までのデータに継ぎ足して今年もグラフを作ることにして、若干の感想を述べてみることとしたい。 受験者数と合格者数 受験者数は昨年より932人も減少...
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認定司法書士の締結した和解契約に関する最高裁平成29年7月24日判決について

以前の記事でも触れたように、司法書士が債務整理の分野に進出したことに伴い、その権限の範囲について問題が生じたことがあった。 その記事には、 そうすると、140万円を超える請求権の発生する事案で司法書士が関与して行った和解は、たとえ形式的...
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弁護士に 死ねというのか 法テラス(国選弁護報酬算定における具体的問題点の考察)

裁判員事件が釧路で行われる場合、概ね、9時半ころに開廷し、17時ころに終了する、というスケジュールで、連日開廷される。 ところで、開廷が9時半の場合、帯広から始発の汽車に乗っても間に合わない ((平成29年4月1日現在、帯広...
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法テラス10周年-失われた10年と今後に向けて

【法テラス業務開始10周年】平成18年10月2日。法テラスが業務を開始した日です。あなたは、10年前を覚えていますか? 10年後は想像つきますか?何年先でも、法テラスは、あなたの頼れる存在であることを目指して、歩み続けていきます。 #法テ...
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「弁護士たった3万5000人で法治国家ですか」数の問題ではない

久保利英明先生が法律雑誌に連載されていた記事をまとめたもので、『弁護士たった3万5000人で法治国家ですか』(ILS出版、2015)という本があります。 なかなか刺激的なタイトルです。 久保利先生といえば企業法務を中心として多彩な活躍を...
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平成28年司法試験の結果について

今年も司法試験の合格発表の時期を迎えました。 例によって、前年までにグラフ化していたものに今年のデータを付け加えてみます(データは法務省の公表した資料によっています。)。 受験者数及び合格者数等について 今年は、昨年に比べて受験者数が大...
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労働審判手続でもテレビ会議を利用できます

釧路地裁本庁からお知らせがありました。 お知らせの趣旨としては、帯広支部ではテレビ会議システムを釧路本庁との間で利用することが可能であるから、労働審判についてもこれを活用してはどうか、ということでした。 帯広から釧路までへの距離は1...
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